『継続は力なり』
誰もが一度は聞いた事のある有名な言葉です。
もちろん何も考えずひたすら継続するだけでは、結果が出ない事はあります。
しかし、結果を出したり成果をあげるには継続していることが大前提です。
そんな大事な継続ですが、世の中で「何かを継続してます」と胸を張って言える人は少ない気がします。
でなければ『継続は力なり』なんて、考えれば当たり前の事が名言にはならないはずです。
僕はギターを約11年、ロードバイクを約3年半、歌の練習を約2年続けています。
唯一の取り柄が継続出来る事で、継続する事によって色々なスキルや経験を得てきました。
今回はそんな僕が、継続の為のコツを説明していきます。
継続のコツ
1.目標を明確にする
物事を始める時、必ず自分がその物事に取り組もうと思った理由があるはずです。
・英語が喋れたら就職の時有利になるから勉強を始めよう
・ギターが弾けたらカッコ良いから始めよう
・運動不足を解消したいからランニングを始めよう
・なんとなく楽しそうだからロードバイクを始めよう
2.『楽しい』を線ではなく点で考える
僕にとってギターやロードバイクは、『弾く』『走る』等それ自体が楽しいものです。
人は、楽しいと思う事は誰に言われること無く自ら進んで取り組みます。
そのため、本人にとって楽しいことは自然と継続できます。
しかしその事自体に楽しみが感じられないものもあります。
僕にとってはドラムの打ち込み作業は非常につまらないですし、ブログのネタ探しで頭をひねったり何時間もかけて記事を書くのは結構辛いと感じます。
どれだけ明確な目標があっても、楽しくない事を続けるのは非常に苦しく難しいです。
目標の為に行動していると頭では理解していても、ネガティブな気持ちで作業や行動をしていると、苦しさのあまり心が折れて諦めてしまうかもしれません。
自分にとって楽しくない事を、楽しいと思い込むのは無理です。
そんな時は『達成感』や『嬉しい』等以外のポジティブな気持ちを原動力にしましょう。
ドラムの打ち込みをして、その後曲が完成して人に聴いてもらって「カッコイイ!」と言ってもらった時の嬉しさ。
記事を書き終えて、『公開ボタン』を押した時の達成感。
人により違うでしょうが、他にも色々とポジティブな気持ちになれる状況はあるはずです。
「今は楽しくないけど、頑張ればまたポジティブな気持ちが味わえる」と、『楽しい』と言うことを線ではなく点で考えることも継続のコツです。
3.結果はすぐに出ないと肝に命じておく
すぐに挫折する人の特徴の1つに、『結果がすぐに出ると思っている』というものがあります。
・ブログはすぐに稼げるはず
・ギターなんて1ヶ月で人前で演奏出来るレベルになるはず
・ダイエットすればすぐに5kgは落ちるはず
4.自分の成長・成果を確認する
継続をしばらく続けてもある日、燃え尽きたのか急にやる気や熱意がなくなる事があります。
そんな時は一旦手を止め、始めたばかりの頃の自分と今の自分を比べて成長を感じたり、継続することで得た成果を確認しましょう。
どんな物事でも継続して取り組んでいれば、始めたばかりの頃の自分と比べれば別人かと思うほど成長しているはずです。
それまで継続する事が出来ていて成果も確認できた人は、継続する事で結果が出ることを理解出来ているはずです。
やる気や熱意が無くなったのは継続して頑張ってきたので疲れたのか、目標を見失った場合が多いです。
なので自分を振り返る事で一休みし、目標を再設定してまた走り始めましょう。
それまで継続出来ていた人なら、確実にまた継続することが出来ます。
5.一度止めてもまた始める
就職・結婚・育児等のライフイベントで、今まで継続していた事を止めないといけない時が来るかもしれません。
もしくはあまり長続きしなかったり、一休みするつもりがそのまま止めてしまう事もあると思います。
しかし一度止めたからと言って、今後また始めてはいけないなんてルールはありません。
また始めたいと思った時に始めればいいだけです。
『止めては始めて、また止めて』を繰り返していたとしても、そのサイクルを通して成長したり成果をあげる事が出来ているならそれは立派な継続です。
周りの目を気にせず、自分の『また始めたい』という気持ちを尊重しましょう。
まとめ
1.目標を明確にする
・漠然とした理由は継続の原動力としては不十分
・明確な目標があればそこに辿り付く道筋を自然と考える
2.『楽しい』を線ではなく点で考える
・楽しくない事の継続は難しい
・『楽しい』以外のポジティブな気持ちを原動力にする
3.結果はすぐに出ないと肝に命じておく
・『結果がすぐに出る』と思っていると挫折しやすい
・淡々と継続していれば、結果は後から付いてくる
4.自分の成長・成果を確認する
・疲れた時は自分を振り返って一休み
・継続出来ていた人は必ずまた継続できる
5.一度止めてもまた始める
・断続的でも成長したり成果があがっていればそれは継続と言える
・自分の『始めたい』という気持ちを尊重する