いつもイライラして楽しくなさそうな人と、嫌な事があってもイライラせず楽しそうに生きている人。
両者の違いは何でしょうか?
それは考え方の違いです。
「そうは言っても私の職場環境や生活だったら誰でもストレス貯まるよ」とあなたは思ったかもしれません。
しかし他人から見れば大変な生活をしているように見えても、日々楽しく生きている人がいるのは事実です。
僕は現在ちゃんとした成果をあげられていない夢を追う25歳のフリーターです。
世間的に言えばいわゆる負け組で、知人に見下されたり夢を追うことを馬鹿にされたりする事はもちろんあります。
しかし誰よりも人生を楽しんで希望を持っていると断言できますし、人間である以上ストレスを感じる事はありますがストレスを溜めることなく処理出来ています。
逆に僕を見下したり馬鹿にしてくる人は世間的に見れば安定しているのに、たいてい楽しくなさそうに生きています。
これはやはりその人の根底となる考え方による結果です。
職場で嫌いな同僚や上司がいる、知人に心無い事を言われた、恋人が自分を大事にしてくれない、人生が自分の思うようにならない。
生きていれば色々な事があります。
この記事では日々の生活でのネガティブな事に対して、ストレスを溜めない考え方を説明していきます。
日々の生活に少しずつでも取り入れて楽しい日々を過ごしてください。
ストレスを溜めない考え方
1.他人に期待しない
仕事でも日常の些細なことでも恋愛でも「あの人ならきっと〇〇をしてくれるはず」と他人に期待していないでしょうか?
他人に期待していると、その期待を裏切られた時に怒りや後悔等ネガティブな感情が生まれストレスになります。
対処法としては、他人はそもそも自分の期待に答える為に生きているわけではないと考えることです。
他人が自分にとってプラスになるような行動を取らないのは当たり前。
そう考えることによって他人の行動に対して腹を立てたり落胆することがなくなります。
仕事を誰かに振るにしても、「いざとなったら自分でこなす」と考えていると結果がどうであれ精神的なストレスは減ります。
更にこの考え方によって得られる一番大きなものは、自分が信頼出来る人を見つけ信頼関係を築くことが出来る点です。
自分がされて嬉しい事・喜ぶ事を、他人に期待してない状態でしてもらえるとその人に対する感謝が生まれます。
「それくらいの事してくれて当たり前」ではなく、「わざわざこんな事をしてくれて凄くありがたいし嬉しい」。こう思う気持ちがあるとその人に対して恩返しの意味も込めてその人の為に行動しようとします。
この気持ちの流れと行動をお互いに繰り返す事によって、期待とは似て非なる相手に対する信頼が生まれます。
こうして出来る信頼関係は、期待という自分よがりの考えを持っていては生まれません。
他人を思い通りに動かすことは非常に難しく、状況によっては不可能でもあります。
しかし自分の意識・考え方を変えることは難しいことではありません。
2.嫌な人間の来世は小バエだと思う
「え、なんで人が傷つく事を平気で言ったりしたり出来るの?」
思わずビックリしてしまう程相手の立場になって物事を考える事が出来ず人を傷つけたり、自分のイライラを関係のない人にぶつけたりする人がいます。
このタイプの人間と関わってもストレスが溜まるだけで得るもの学ぶものが何一つ無いため、関わりを持たずもし関わってしまった場合は相手にどう思われようが早急に縁を切る事が得策です。
しかし仕事や親族など縁を完全に断つ事が出来ない場合もあります。
その場合は「あぁ、この人はせっかく神様に人間として生きるチャンスをもらったのに人を不快にしてばかりだから来世は小バエなんだろうな、可哀想に・・・」と考えましょう(笑)
そもそも人を思いやる事の出来ない人間は嫌われ、周りの人は離れていきます。
そして日々イライラしている人に楽しい出来事はやってきません。
人に嫌われイライラして楽しくない人生、その上来世は小バエ・・・。
こう考えると非常に哀れな存在で、怒りや腹が立つことはありません。
そこで相手に対しイライラしたり罵りあったりするということは、自分も同じレベルであると認めてしまうのと一緒です。
あなたはコバエと殴り合いするような程度の低い人間ですか?
人生の限られた貴重な時間で、コバエに構う暇はありません。
言われたことされた事を思い出してイライラするなんて持っての他です。
さっさと脳内から追い出しましょう。
3.過去は変えられないから悔やまない
「もしもあの時こうしていれば今頃は・・・」こう思うことは止めましょう。
はっきり言って時間の無駄で前向きな気持ちに繋がることはないので無意味です。
人生は選択の連続で現在の自分は、その選択を繰り返して辿り着いた結果です。
過去を否定するということはその時の自分を否定するということです。
自分に自信を持ち前向きに生きるには、自分を肯定する事が必要です。
なので自分自身を否定するという行為だけは絶対にしてはいけません。
過去の失敗は悔やむものではなく、今後の人生をプラスに変えていく為の経験として使いましょう。
以前の失敗を繰り返す事なく乗り越えれた時、確実にあなたは成長しています。
過去の事をいつまでも嘆いていても気持ちは晴れずモヤモヤが消えることはありません。
もちろん過去は変わりません。
そんな事をしている暇があったら、これから自分でどうにでも出来る未来の事を考え行動しましょう。
4.他人と自分を比べない
「あの人はあんなにキラキラして楽しそうな人生を送っているのに自分は・・・」と他人と比べて落ち込む事はないでしょうか?
SNS等で今まで関わる人の無かった人の生活や成果をみる事が容易になった現代では、昔に比べて他人の影響を遥かに受けやすくなっています。
他人の人生をみて「こんなふうに生きたいから頑張ろう!」と思えるなら良いのですが、羨ましんで妬んだり落ち込んだりするのなら他人と自分を比べる事は止めましょう。
他人が裕福で楽しい生活を送ったところで自分の人生が裕福で楽しくはなりませんし、他人に幸せな出来事が起きたって自分に幸せな出来事が起きるわけではありません。
つまり他人がどう生きようが自分に直接的な影響は無いということです。
自分以外の要因によって心が乱され感情が上下するとストレスが溜まります。
他人の動向に一喜一憂するのは疲れるだけで無駄なので止めて、マイペースに生きましょう。
まとめ
・他人は自分の期待に答える為に生きているわけではない
・自分が本当に信頼出来る人を見つけられる
2.嫌な人間の来世は小バエだと思う
・関わっても得るもの学ぶものが無いため無駄
・非常に哀れな存在なので構う時間が勿体ない
3.過去は変えられないから悔やまない
・過去の否定は自分自身の否定になるからしてはいけない
・変えられない過去ではなく変えられる未来に目を向ける
4.他人と自分を比べない
・他人の人生が自分に直接影響することはない
・マイペースに生きる
考え方を変えるだけでストレスが無くなって楽しく生きられるのは、凄くお得なことだと思います。
そして不思議な事に日々楽しく生きていると、楽しい出来事が増え更に人生は幸せなものになっていきます。
ほんの少しかもしれませんが人生は良い方向に向かうはずです。