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ZwiftレースAクラス FTP230W・4.69w/kgの軽量ライダーは通用するのか?

Zwiftレースは、エントリーの段階でクラス分けがあります。

クラス分けの基準は『距離』か『w/kg(パワーウエイトレシオ)』で、殆どのレースでは『w/kg』が基準になります。

『w/kg』が基準の場合レースにより若干の違いはありますが、おおよそ下記のようにクラス分けされます。

・Aクラス 4.0-6.0w/kg
・Bクラス 3.2-3.9w/kg
・Cクラス 2.5-3.1w/kg
・Dクラス 1.0-2.4w/kg
・Eクラス クラス分けなし
Aクラスには一応上限が記されていますが、実質的には4w/kg以上のライダー全てが参加する無差別級のレースです。

その上のクラスが無いので、トレーニングを続けていれば誰もが必ず辿り着くのがAクラスです。

 

この記事ではAクラスのレースに何度も参加した事がある僕(FTP230W・4.69w/kg)が、Aクラスのレースで感じた事を記していきます。

結論を先に言ってしまうと『FTP230W・4.69w/kg』程度では、勝利する事はまず出来ません・・・。

ZwiftレースAクラスで感じた事

最初に、現在の僕の簡単なパワープロフィールを載せておきます。

159cm/49kg  FTP230W(4.69w/kg)

最大出力
5秒・・・750W(15.3w/kg)
1分・・・397W(8.1w/kg)
5分・・・276W(5.63w/kg)
20分・・・242W(4.93w/kg)

体重が軽くパワーの絶対値・短時間のパワー出力の低い、典型的な軽量ライダーと言えるでしょう。

以降の参考にして下さい。

パワーの低さによる平坦での選択肢の少なさ

Aクラスで走っていると、毎回自分のFTPが低い事とパワーの絶対値の重要性を感じます。

特に、w/kgより出力の値が重要になる平坦を集団内で走っている時にそれは顕著に表れます。

僕が4w/kgを超える出力で集団内で走る事を維持している時に、他のライダーは3〜3.5w/kg程度の出力で走行している事が殆どです。

仮に他のライダー体重を70kgだとすると、僕が4w/kgで196Wなのに対し他のライダーは3w/kgで210Wになります。

zwift【集団のペースが上がったわけではなくても、3.6〜3.9w/kgでは集団後方に沈んでしまう】

そのため、平坦でレースを動かすための動きはまず出来ません。

アタックをして飛び出したところで、軽くペースアップした集団に捕まるのがオチです。

必然的に、勝負のかけどころは登りに限定されてしまいます。

 

僕にとっての平坦は『自分が勝負出来るところまで集団内に残る事』と、『誰かのアタックに便乗してついていく事』しか選択肢がありません。

「もうすこしパワーがあれば、平坦でも駆け引きが出来るのになぁ・・・」と思います。

Zwift Zwift【リザルトではレースの種類に関係なくパワーの低さが浮き彫りになる】

中途半端なw/kgは登りで武器にならない

上記の理由から、僕が戦える場所はw/kgが重要になる登りしかありません。

しかし現状の4.69w/kgでは、Aクラスの山岳などで全く武器になりません。

それも当たり前の話で、Aクラスには5w/kg以上のライダーがゴロゴロいます。

 

山岳がメインのヒルクライムレースでは、w/kgの高さがそのまま順位になる事が多いので勝利するのは厳しいです。

w/kgを武器にするなら、最低でも5w/kgが必要だと思います。

先頭集団は化け物だらけ

Aクラスはw/kgの上限が無いため、他のクラスに比べてライダー間の実力の差が大きくなりやすいです。

そしてそのAクラスの先頭集団に残るライダーは、めちゃくちゃ強い化け物だらけです。

平坦レースの先頭集団に残った事があるのですが、そこは地獄でした。(ヒルクライムレースの先頭集団には残れません・・・)

Zwift【平坦レースのデータ・データ後半はクールダウン】

序盤は集団がまとまっていたのですが、途中アタックがかかり自分を含めた6人の逃げ集団が形成されました。

データの、左から4回目の一際高い出力のところがアタックが行われたところです。

その後ゴールまで10回以上のアタックが繰り返され、僕は必死に食らいつくだけでした。

なんとかゴール前まで千切れずにスプリントに参加出来たのですが、結果は惨敗。

逃げ集団6人中6位という悔しい結果でした。

Zwift

 

ここで重要なのは、『あれだけのアタックを繰り返しレースを動かしたにも関わらず最後のスプリントの余力も残している』ライダーです。

僕はドラフティングを利用して何とかついて行けただけで、レースを動かす事は一切出来ませんでした。

最後の方は「もう一回アタックされたらもう無理・・・」と思っていました。

それにも関わらずこのレースのゴール前スプリントでは、20w/kgにも達する出力を出したライダーもいました。

 

これは経験上感じることなのですが、そもそも終盤にペースアップやスプリントが出来ないライダーは意外に多いです。

先頭集団に振り落とされ第2・第3集団で走っていると、ゴール前の登りでアタックをかけたら簡単に振り落とせたり、スプリントで勝ててしまう事が良くあります。

最大パワーが低いというわけではなく、終盤振り絞るパワーが無いような印象です。

Zwift【スプリントしたらすんなり決まってしまう事がある】

しかし先頭集団に残る化け物達にとっては、終盤に振り絞る能力は当たり前に持っているものなのでしょう。

Aクラスレースで勝つには実力不足

現在の実力でも、Aクラスレースである程度の駆け引きを楽しむことは可能ですが『勝利を収めることは難しい』、というのが僕の結論です。

Aクラスレースで勝つということは、Zwiftをしているライダーの中でもトップクラスの実力が必要です。

やはり生半可なトレーニングや実力では、膨大な時間をトレーニングに割いているトップライダーには太刀打ちできません。

 

そして、『自分の武器』を見つけ徹底的に磨く事が必要だと思いました。

・登りで淡々とFTPを維持するだけで他のライダーが千切れるようなw/kg
・ゴール前まで集団に残れば他を圧倒出来る出力のスプリント
・鋭いアタックを繰り出すパンチ力とその後もタレない独走力
など、現在僕は何一つ持っていません。

1つ思った事は、FTPが高くなりやすい重力級ライダーは軽量級ライダーよりはAクラスレースで勝利を上げるまでの期間は短い気がします。

重量級ライダーは、平坦レースで先頭集団に残る事が軽量級ライダーに比べ容易です。

なので最後のスプリント力を上げるトレーニングに取り組み、繰り返し平坦レースに参加し続ければタイミング等によりもしかしたら勝利をつかめるかも知れません。

軽量級ライダーはそもそもパワーの絶対値が低いのでスプリント力は伸び辛く、w/kgを武器にするには相当の時間がかかります。

そして、ヒルクライムレースに運は殆ど関係ありません。

Zwiftでレースに参加するたび「世界には凄いライダーがたくさんいる」、と思います。
おそらくAクラスレースで勝利するまでには数年かかると思いますが、今後も楽しみながら上だけを見てトレーニングを継続していきます。
お互いにロードバイク、そしてZwiftを楽しみながら頑張りましょう!
この記事があなたのロードバイク生活を豊かにする事に、少しでも役立てば幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
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