ロードバイク トレーニング

ロードバイク トレーニング中の苦痛を緩和する3つの小技

「残りあと1分!?さっきから全然時間進んでない・・・、苦しい、キツイ、キツイ、キツイ、苦しい・・・。もう今日は止めてもいいんじゃないか・・・?残りは?まだ50秒・・・」

きついトレーニングメニューをこなしている時に、毎回僕が思う事です。

メニューに沿ったトレーニングを行った事がある人は、同じような経験をした事があるのではないでしょうか?

完全に自分のレベルでは完遂出来ないなら諦めもつきますが、ギリギリ出来ると自分で分かっているメニューは本当に地獄です。

この記事ではそんなきついトレーニング中の苦痛を、ほんの少しだけですが緩和する小技を紹介していきます。

トレーニングは自分との闘い

ポジティブな言葉を頭の中で唱える

馬鹿馬鹿しく思えるかもしれませんが、今回紹介する小技の中で僕が最も効果が高いと感じている方法です。

やり方は非常に簡単で「ポジティブな言葉を自分に言い聞かせ鼓舞する」、これだけです。


・「まだまだ余裕、まだまだいける!」
・「自分なら出来る!」
・「全然キツくない!」
注意点としては、「自分に言い聞かせ信じ込ませる」と意識する事です。
ただ言葉の羅列として頭に思い浮かべても効果は薄いはずです。
これにはちゃんと理由があります。
そもそも激しいトレーニング中に苦痛を感じる時は、脳が肉体に「これ以上は危険だから止めろ」と命令を出している状態です。
止まれ
しかし脳が運動を止めるように命令を出すタイミングは、肉体の本当の限界点より低いです。
肉体が本当に限界を迎えたなら、脳は生物としての死を回避する為に「運動を止める命令」ではなく「意識を強制的にシャットダウンを命令」します。
つまり「ポジティブな言葉を自分に言い聞かせる」というのは、脳から出た「運動を止めろ」という命令に対して「まだまだ大丈夫!」という返答をするという事です。
脳を騙すという方法なので、思い込む力が強ければ強い程効果を発揮します。

特定のシチュエーションを想定する

例えばL5領域を6分維持するメニューがあったします。

このメニューに対して何も考えず「FTPの106〜120%を6分間出力し続けるだけ」、と捉えると非常に苦しいばかりかトレーニング効果も最大限にはなりません。

メニューへの最善の取り組み方は、そのメニューに対するシチュエーションを想定する事です。

例えば最初のメニューなら「FTPの106〜120%を6分間出力して、逃げ集団にブリッジをかける」というシチュエーションを想定出来ます。

他にもメニューの強度や時間で、様々なシチュエーションを想定出来ます。


・ゴールまで残り3kmで独走している状況で、このままFTPの120%を維持出来れば勝利
・ゴールまで残り1kmの集団内、1分間L6領域を維持してその後に10秒全力スプリント
・繰り返されるアタックに対応するために、短いレストで何度もL6領域を出力
「この出力を維持すれば勝利!」や「今は必死にアタックに食らいついている」と思うことで、漠然としたトレーニングより苦痛は減ります。
レースなど他のライダーとの競り合いは1人で走るよりモチベーションが上がり、自分の限界を引き上げてくれます。
「特定のシチュエーションを想定する」というのは、1人でのトレーニングを想像によって擬似的に競り合いに変えてしまうという事です。
ロードレース
メニューに対するシチュエーションの想定は、苦痛を抑えるだけでなくトレーニングの質を上げる事にも繋がるのでどんなトレーニングでも意識する事をおすすめします。

目を閉じてケイデンスを数える

これは上記の2つに比べると根拠もなく、目も閉じる為ローラー台でしか出来ないのであまりオススメはしません。

方法は残り時間を見ない為に目を閉じて、ケイデンスを10〜20回数え再び残り時間を見ます。

すると残り時間をずっと見ているより、時間の経過が若干早く感じます。

と、完全に気を紛らわせるだけの方法です(笑)

注意点としては出力を落とさない事と、雑なペダリングをしない事です。

あくまでメニューをしっかりとこなす為の手段であって、パワーが見れないからと目標出力も維持出来ずケイデンスを数える事が目的になって雑なペダリングになっては本末転倒す。

「キツ過ぎてほんのちょっとでもいいから気を紛らわしたい・・・」、そんな時に試して見てください。

トレーニングには強い意志が必要

ロードバイクのトレーニング中は本当に苦しいです。

特にローラー台とパワーメーターを使って行うメニューに沿ったトレーニングは、外での実走トレーニングより精神的に厳しくなりがちです。

パワーメーターは良くも悪くも客観的なパワーを表示してくれます。

なので手を抜くと直ぐ数値に反映され、目標の出力が出せてない事がすぐに分かりサボる事は出来ません。

更にローラー台でのトレーニングは基本的に屋内で行うので景色は全く変わらず、メニューをこなしている以上Zwiftレースのように他のライダーとの競り合いをモチベーションにする事も難しいです。

そのため実走・ローラー台関わらずメニューをこなす為には、「速くなりたい・強くなりたいからトレーニングを遂行する」という意志が大なり小なり必要です。

そしてその意志は、厳しいトレーニングであればある程強く持つ必要があります。

トレーニング中の苦しい状況でその意志を支える事に、この記事が少しでも役立てば幸いです。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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