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Zwiftレース 平坦コースは軽量ライダーにとって最高のトレーニング!

Zwiftレースには『登坂がメインのヒルクライム』や『短距離高強度のクリテリウム』など、様々な種類があります。

そして脚質などの個人差によって、レースコースに対する得手不得手は人それぞれです。

『脚質』については、こちらの記事をご覧ください。

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ロードレース

 

そんな様々な種類のレースの中でも、平坦を中心としたコースのレースは軽量ライダーにとって最高のトレーニングになります。

それは、レース中一瞬たりとも気を抜くことが出来ないからです。

 

この記事では平坦レースと軽量ライダーの相性、そして平坦レースが軽量ライダーにとって最高のトレーニングになる理由を説明していきます。

実際に僕は159cm/49kgの軽量ライダーです、よければ参考にこちらの記事もご覧ください。

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平坦レースと軽量ライダーの相性は最悪

同じコースを走るレースでも、ライダーによって苦しいと感じるポイント・楽に感じるポイントは大きく異なります。

レースで勝利を目指すなら、残念ながら軽量ライダーと平坦レースは最悪の相性です。

それは平坦レースで大柄なライダーが楽に乗り切れるポイントでも、軽量ライダーは楽をする事が出来ない状況が他の種類のレースより遥かに多いからです。

集団内を維持するだけでも一苦労

平坦において重要なのは、『w/kg(パワーウエイトレシオ)』ではなくFTPです。

そしてFTPは基本的に、体重が重いほど高くなりやすいです。

同じ4w/kgでも体重が50kgのライダーはFTP200Wになり、体重70kgのライダーはFTP280Wになります。
大柄
集団内を維持するのに他のライダーは3.5w/kg程度の出力なのに対し、軽量ライダーの僕は4w/kg以上の出力が必要となるような場面を数え切れない程経験してきました。
他のライダーが集団内で脚を溜めているような状況でも、軽量ライダーはL3領域の上限近くやL4領域などを維持する必要があり気を抜くことが出来ません。

集団から千切れたらレースが終わる

平坦レースにおいて軽量ライダーが集団から千切れる事は、レースの終了を意味します。

それは集団から脱落すると、『ドラフティング効果のある集団』に対して『FTPが低い単独の軽量ライダー』が追いつく事は非常に困難だからです。
ロードバイク
仮に集団から脱落しまった時に集団復帰が出来たとしても、集団に追いつくためにL7以上のパワーを要するほぼスプリントに近い出力が必要になる場合が殆どです。
そして先程説明した通り、軽量ライダーは集団内を維持するだけでも一苦労です。
つまりL7領域を出力して集団復帰した後、回復に務める事も殆ど出来ません。
そのため一度でも集団から千切れるとその後の展開がどうであれ、軽量ライダーは勝負に絡む事が困難になります。

勝算が殆ど無い

ロードレースの勝利パターンは2種類です。

独走しての単独フィニッシュか、スプリント勝負で他のライダーを下しての勝利です。

しかし軽量ライダーは平坦レースにおいて、独走・スプリントどちらの方法でも勝算が殆どありません。

 

まずスプリントですが基本的に瞬間的な出力もFTPと同じく、小柄なライダーより大柄なライダーの方が高いです。

しかもスプリントでは唯一上回る事が出来る可能性があったw/kgすらも、歯が立たない事が殆どです。

当たり前ですが、出力値もw/kgも勝てない相手に勝利する事は出来ません。

スプリント

 

次に独走ですが、集団から抜け出すアタックにはかなりのパワーを必要とします。

軽量ライダーの生半可なアタックは、集団にとってただのペースアップ程度にしかならないからです。

アタックを成功させ独走に持ち込んでも、その後が大変です。

というよりおそらく軽量ライダーが高出力を必要とする平坦での独走を、集団相手にゴールまで完遂するのは不可能に近いでしょう。

平坦で集団相手に独走を完遂出来る軽量ライダーは、相当レベルが高い方だと思います。

まことに申し訳ありませんが、この記事を読んで得られるものは何一つ無いでしょう・・・(笑)

だからこそ最高のトレーニングになる

今までの説明が、勝利を目指す上での平坦レースは軽量ライダーとの相性が最悪な理由です。

しかしだからこそ、トレーニングという目線で捉えると平坦レースと軽量ライダーの相性は最高です。

心も体も鍛えられる

集団内維持には他のライダーより力を使う必要があり、かつ集団から千切れる事を避けるため常に集団の動向に目を光らせておく必要があります。

楽ではない一定の出力を維持しながら、集団の動きを見逃さないように集中を切らさない。

この張り詰めた感覚をいつでも簡単に体感出来るのは、平坦レースと軽量ライダーという組み合わせならではだと思います。(Zwiftでは毎日平坦レースが開催されている)

ロードレース

 

もちろん精神的な面だけではなく、フィジカル向上にも効果があります。

平坦レースではドラフティングによって、食らいつくだけならアタックへの反応も可能です。

『ドラフティング』については、こちらの記事をご覧ください。

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ロードレース

このアタックに食らいつく事は、高出力を繰り返す事に慣れていない人にとって大きな効果が期待出来ます。

 

実際に僕が最高のトレーニングだと思った経験は、平坦レースでの先頭逃げ集団に最後までついて行った時です。

10回以上繰り返されるアタックに体はもちろん、心も折れる寸前まで追い込まれました。

「キツイ・・・、キツイ・・・。またアタック!?勘弁してくれ・・・」、こんな事を考える限界ギリギリまで追い込まれて、心も体も鍛えられました。

実験も出来る

勝ち目が殆ど無いからこそ、最初から勝負を捨てて実験することも出来ます。

試しにアタックをしてみてどの程度の出力と時間でアタックが成功しやすいか試したり、その後の独走に必要な出力を計ってみるのも良いと思います。

またスプリントを色々なタイミングで試すと、自分がスプリントで最大限実力を発揮できる距離や時間も分かってくるかもしれません。

実験

勝利がちらつくと慎重になりますが、幸か不幸か平坦レースで殆ど勝ち目のない軽量ライダーは大胆に行動する事が出来るでしょう。

自分の体格を活かす事が重要

ロードレースの世界で良く言われることですが、自分より強い人に引きずり回されるのはとても良いトレーニングになります。

軽量ライダーは平坦レースを、自分より強い人が引きずり回してくれるトレーニングとして使うことが出来ます。

 

軽量ライダーの人は日々のトレーニングにZwift平坦レースを織り交ぜると、実戦で必要な能力も鍛える事が出来るでしょう。

 

自分の体格を嘆いてもどうしようもないので、どう活かすかを考えつつ日々のトレーニングに取り組みましょう。

ロードレースで勝利するには自分の得意な事を磨き抜いて、その得意が最大限活きる状況を作る事が重要です。

 

平坦レースはその為のトレーニング、という認識でも良いと思います。

とはいえ「今は勝てないけど、いつか平坦で勝ってみせる!」という気持ちはあるに越した事はありません。

自分の可能性を試しもせずに潰すのは勿体ないので。

この記事が、僕と同じ軽量ライダーの方の参考になれば幸いです。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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