TTバイク

Zwiftレースでの失敗談 『TTバイク』は『TTレース』以外で使わない方が良い!

Zwiftレースにおいて、TTバイクの使用はオススメしません。

何故ならTTバイクは、ドラフティング効果を得ることが出来ないからです。

『ドラフティング』については、こちらの記事をご覧下さい。

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ロードレース

 

特に自分の武器が『FTP』ではなく『w/kg(パワーウエイトレシオ)』の軽量ライダーは、元からドラフティングが発生しない『TTレース』以外でのTTバイク使用はデメリットしかありません。

僕は軽量ライダーです。気になる方はこちらの記事をご覧下さい。

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Zwift

 

この記事では、実際にZwiftレースでTTバイクを使用した僕の失敗談をお話していきます。

Zwiftレースでの失敗談

僕はトレーニングの為に、平坦レースに参加する事が多いです。

平坦レースがトレーニングになる理由は、こちらの記事をご覧下さい。

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Zwift

 

その中でも特に『TEMPUS FUGIT』というコースを走る、『3R Tempus Fugit Flat Race -1Lap』というレースに参加しています。

『距離19.8km/獲得標高20m』の、完全なフラットレースです。

この失敗談に出てくるレースは、全て『3R Tempus Fugit Flat Race -1Lap』です。

 

トレーニング目的とは言え出来る限り上位でゴールするに越したことは無いので、僕は試しにエアロ効果の高いTTバイクで参加してみました。

しかし、TTバイクで参加した事は大失敗でした。

いつもと同じパワーで何故か集団に全く付いて行けない

その日もエントリーを済ませウォームアップをこなし、レース開始数分前にスタートラインに並ぶいつも通りの流れでした。

その後レースがスタートし、2分程たった頃「何かがおかしい・・・」と思い始めました。

何度も参加しているレースなので、状況に応じて必要なパワーは把握していました。

 

Zwiftレースではスタートダッシュがほぼ必ず起こるのですが、おおよそ2分程で集団は落ち着きます。

そのためスタートダッシュ(L5〜L7領域)さえ乗り切れば、集団で息を整える時間(L3〜L4領域)が生まれます。

『スタートダッシュ』については、こちらの記事をご覧下さい。

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しかしそのレースでは集団が落ち着いたように見えても、何故かL3〜L4領域で集団に付いて行く事が出来ませんでした。

アタック合戦が起こっている状況ならまだしも、集団はバラける事無く淡々と進んでいたにも関わらずです。

 

他のライダーが淡々と走る中、自分だけほぼ全力という状況に「どういう事!?」と思いながらも、とりあえず全力で付いて行きました。

その後5分程集団に食らいつくも限界を迎えて集団から千切れ、第2集団に合流しそのままゴールまで走りレースは終わりました。

Zwift データ
【6分3秒に渡って271W(FTP比118%・5.53w/kg)を出力するも千切れる】

 

その日は理由がハッキリと分からず、『自分以外のライダーが強かった』という推測しか出来ませんでした。

再度同じ事が起きて原因に気付く

その後前回のレースの原因は本当に『自分以外のライダーが強かった事なのか』、を確認するために同じレースに参加しました。

Aクラスのレースでは、5w/kg以上の出力を常時維持するようなライダーは何人も見てきました。

しかし自分が5.5w/kg以上の全力状態の中、ドラフティングが効きやすい平坦において淡々と走る集団に置いていかれるのは「やっぱり何かおかしい」と思ったのが理由です。

 

仮に原因が『自分以外のライダーが強かった』事なら、『5w/kg以上を約25分(レース時間)維持可能な強力なライダーが30人以上参加して、更に集団が落ち着いても誰もペースを落とさないレース』に、僕が運悪く当たってしまったという事になります。

強力
【周りが怪物ライダーだらけだった可能性も有る】

 

しかし予想通りレースでは前回と同じように、全力でも集団に食らいつくのが精一杯でした。

そして今回は食らいつきながら、他のライダーの『w/kg』をチェックしました。(前回は余裕が無く確認していなかった)

すると『w/kg』は約3~4w/kgと、これまで参加してきたレースと大差無い数値でした。

 

この事で原因は自分にあると確信し、これまでのレースとの違う所を考えるとバイクをTTバイクに変えた事しか思い当たる事はありませんでした。

その後調べてみると、『TTバイクはドラフティング効果が得られない』という事が分かりました。

公式サイトのFAQに明記されていました。

Zwiftの機能に関するFAQZwiftには非常に素晴らしい機能が数多く揃っています。各種機能に関するよくある質問につい…

ノーマルバイクに戻すといつも通りになった

後日ノーマルバイクに変更して同じレースに参加すると、以前の状態に戻りました。

スタートダッシュ後の落ち着いた集団にも、L3~L4領域で付いていく事が出来て一安心でした。

 

『ノーマルバイク』と『TTバイク』の違いは、データやゴールタイムからも一目瞭然でした。

 

さきほど一度掲載したデータですが、こちらはTTバイクで参加したレースのパワーデータです。

Zwift データ

レース中の平均パワーは234W(4.8w/kg)で、ゴールまでのタイムは27分47秒でした。

そして、1位のゴールまでのタイムは25分31秒です。

 

次に、ノーマルバイクで参加したレースのパワーデータです。

Zwift データ

レース中の平均パワーは221W(4.5w/kg)で、ゴールまでのタイムは25分41秒でした。

スタートダッシュも、278W(5.67w/kg)を1分39秒維持して終えています。

 

データから『ノーマルバイク』は『TTバイク』に比べ、平均パワーが下がりゴールまでのタイムが短くなっているのが分かります。

平均パワー タイム スタートダッシュ
ノーマルバイク 221W 25:41 278W/1:39
TTバイク 234W 27:47 271W/6:03

『TTバイク』は『TTレース』での使用なら有り

僕はこの失敗から、Zwiftレースにおける『ドラフティング』の重要性を再確認しました。

今後TTバイクは、TTレース以外で使わないと思います。

 

もし通常のレースで使うなら、『集団と1人で渡り合う高出力を維持する事』が必要になってきます。

僕は『トニー・マルティン』や『ファビアン・カンチェラーラ』では無いので、無理です(笑)

 

もしあなたが『集団と1人で渡り合う高出力を維持する事』が出来るなら、TTバイ』の使用もレースにおいて武器になるかも知れません。

しかしそうではないなら、『TTバイク』を『TTレース』以外のZwiftレースで使う事はオススメしません。

 

間違ってもレースは、TTバイクでスタートしないようにしましょう。

レースが、『ドラフティングが効く集団が相手のTT』になってしまいます。

 

この記事があなたのZwiftライフを豊かにする事に、少しでも役立てば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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