『TrainerRoad』はFTP向上に大きな効果があるとされるトレーニングアプリで、豊富なワークアウトメニューが用意されている事が大きな特徴でもあります。
『TrainerRoad』に関して気になる方は、こちらの記事もご覧下さい。
しかし、実際にどのようなワークアウトメニューがあるのか気になる人も多いと思います。(僕もそうでした)
そこでこの記事では『TrainerRoad』のワークアウトメニュー『Bluebell』について、以下の流れで紹介していきます。
・『Bluebell』の完遂難易度とキツさ
・『Bluebell』の感想
『TrainerRoad』のワークアウトメニューが気になる人は、ぜひ最後まで目を通してみて下さい。
TrainerRoadのワークアウト 『Bluebell』
『Bluebell』の概要
トレーニング時間 | 予想TSS | 予想IF | 予想消費カロリー |
1:00:00 | 76 | 0.87 | 572Kcal |
『Bluebell』はVo2maxの向上を目的としたワークアウトです。
最初に6分間のウォームアップを行った後、メインメニューの為にFTP比120%で4回インターバルを行い慣らしを行います。
メインメニューはFTP比120%で1分間とFTP比40%の2分間を6回繰り返す事を1セットとして、間に5分間のレストを挟んで3セット行います。
最後にクールダウンを2分40秒行って、メニュー終了となります。
FTP比120%のインターバル中は、ケイデンスは100以上が目標です。
『Bluebell』は1時間のメニューですが、『Bluebell』を基準としてセット数や繰り返し回数を変更したメニューがあります。
・『Bluebell +1』 →1時間15分/【(FTP比120%1分+FTP比40%1分×6】×4
・『Bluebell +2』 →1時間30分/【(FTP比120%1分+FTP比40%1分×5】×5
『Bluebell』の完遂難易度とキツさ
完遂難易度(5段階評価) | キツさ(5段階評価) |
★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
『Bluebell』は決して楽ではありませんが、完遂難易度はあまり高くなくそこまでキツイトレーニングではありません。
Vo2maxの出力はかなりキツいですが、出力時間が1分間のため勢いで乗り切る事が出来ます。
Vo2max領域は1分を超えたあたりから急激に苦しくなるので、『Bluebell』ではVo2max領域での本当にキツい状況に入る前のインターバルが終わります。
同じFTP比120%を18分間こなすにしても、『3分×6』より遥かに楽で完遂も容易です。
『Bluebell』を完遂出来るなら、『Bluebell +1・+2』をこなす事も可能でしょう。
インターバル本数は18回から24回or25回に増えるだけで、間のレストも5〜6分あるのでしっかりと回復出来るからです。
『Bluebell』の感想
『Bluebell』は、以前取り組んだ『Taylor -2』と似たトレーニングでした。
『Taylor -2』については、こちらの記事をご覧下さい。
しかし1分間の出力と1分間のレストの繰り返しのため、短時間での回復速度向上効果はあまり大きくない気がします。
今後FTP比120%3分間のインターバルをこなす為の、『土台作り用ワークアウト』という印象を受けました。
ワークアウト単体ではなく、トレーニングプランを考えている『TrainerRoad』ならではのメニューだと思います。
『Bluebell』は今後のVo2maxトレーニングの為のワークアウト
『Bluebell』は単体のワークアウトとしてみれば、正直中途半端なメニューです。
しかしトレーニングで重要な『メニューの完遂』を長期的に考える上では、FTP比120%をタレずにしっかりと出力出来る1分間は意味を感じられました。
FTP比120%での体の状態の確認や、若干の余裕を残した1分間で終える事から自信にも繋がります。
今後、FTP比120%を3分間維持する有名なVo2maxインターバルに取り組む時に、『Bluebell』での経験は役に立つと思います。
ただし単体のワークアウトではトレーニング効果が薄いので、もし取り組むなら長期的なプランの中では重要な1つのワークアウトとして考えましょう。
『TrainerRoad』の他のワークアウトについては、こちらの記事をご覧下さい。
この記事があなたのロードバイクライフを豊かにする事に、少しでも役立てば幸いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。