ロードバイクの早朝ライドは、以下の5つの理由から非常にオススメです。
・夏の朝は昼に比べてかなり涼しい
・気温の変化が少ない
・時間の有効利用が出来る
・最高に気持ち良い
この記事では早朝ライドが非常にオススメな理由を、1つずつ説明していきます。
この記事での『早朝ライド』は、日が昇り始める20分程前の時間に出発して遅くとも8時前には帰宅するライドです。
大体ですが『夏→4時30分頃出発』、『冬→5時30分頃出発』を想定しています。
早朝ライドをオススメする5つの理由
交通量が少ない
早朝ライドの最大のメリットは、交通量が少ない事です。
基本的に自転車は車道を走るので、常に車の動向を気にする必要があります。
そのため交通量の多い時間帯は、走る事だけに集中する事が難しいです。
走行中、スレスレの距離で自分を抜いて行く車にヒヤヒヤする事が良くあります。
車のドライバーが何も意識していない場合もありますが、仮に2車線以上でも交通量が多いと別の車線に移ったり膨らむ事が出来ないので、仕方がない状況が殆どです。
しかし早朝は交通量が少ないので、ありがたい事に心優しいドライバーは抜いて行く時にかなり距離をとってくれます。
そして時間帯や場所によっては、信号が『点滅信号』になっている事が多く信号で待つ事も少なくなります。
点滅信号は何も意識せずに通過してはいけません。
黄色の点滅信号は『注意して走行』、赤色の点滅信号は『一時停止して安全確認』です。
交通ルールは守りましょう。
また、走りに集中しやすく信号での停止も少なくなる可能性があるので、早朝ライドはトレーニングにもオススメです。
夏の朝は昼に比べてかなり涼しい
夏の日中のライドは、30℃を超える気温と日射しが相まって気持ち良く走る事が出来ません。
(夏は大嫌いで冬が大好きなので尚更)
気温の変化が少ない
早朝ライドは気温の変化が少ないので、気温差に対応する為の予備装備を持っていく事や、後々の時間帯の気温を考えた服装をする必要がありません。
例えば9時という比較的涼しい時間に出発すると、その後の走行中に日が昇り気温が上昇します。
その事を考えると『多少寒くても薄着で行く』か、逆に『厚着をして行って途中で脱ぐか』という選択が必要になります。
また昼過ぎに出発して夕方に帰るライドなら、気温が下がった時の為に上着などを持つ必要も出てきます。
ロードバイクの走行では、無駄な持ち物を減らしたい人が大半だと思います。
そのため、最低限の持ち物さえ持っていれば大丈夫な早朝ライドはオススメです。
ロードバイク走行時の『最低限の持ち物』については、こちらの記事をご覧下さい。
時間の有効利用が出来る
早朝ライドから帰っても、まだまだ1日は始まったばかりの時間です。
そのため何もする気が起きない位まで追い込まない限りは、ライド後の時間を自由に使うことが出来ます。
また人によっては通勤・通学前にライドをする事も可能です。
早朝ライドは体力を使いますが、時間の有効活用にも繋がります。
最高に気持ち良い
早朝ライドはとても気持ちが良いです。
日が昇るなか交通量の少ない道を走ったり、日が昇ったばかりの美しい景色を横目に山を走ったりと、同じ道でも他の時間帯よりも気分が上がります。
特に、早朝の山はオススメです。
早朝の山は車や人が殆どいないので、自分以外の人為的な音は殆ど聞こえてきません。
聞こえて来るのは鳥のさえずりや風で木々が揺れる音など、自然の音ばかりです。
そんな澄んだ空気の山道を登っていると、まるで山を独り占めにしているような最高の気分を味わえます。
早朝ライドの為に前日に準備を済ませておくと◎
早朝ライドはとても快適ですが、早起きする必要があるのがネックです。
特にスッキリとした目覚めを迎えられなかったら、睡魔によって「今日は走らなくてもいいかも・・・」と思う事があります。
そうならないために早く寝る事はもちろん、必要な準備は出来る限り前日に済ませておく事をオススメします。
・空気入れやブレーキチェック等のバイクの準備
・次の日の早朝の気温を確かめて、それに合わせたウェア類をまとめておく
・ライド前の朝食を手早く食べれる物にしたり、準備出来そうな物なら準備しておく