ロードバイク ダウンヒル

ロードバイク ダウンヒルで恐怖を感じる4つの場面

山を登れば下る必要があり、ヒルクライムとダウンヒルはワンセットです。

僕はトレーニングが目的というのもあり好んでヒルクライムを行いますが、ダウンヒルはあまり好きではありません。

 

理由は単純で、ダウンヒルは怖いからです。

ヒルクライムをするたびにダウンヒルもしてきたので多少は慣れてきましたが、それでも未だに怖いと感じます。

 

そんな苦手なダウンヒルですが、ある程度数をこなすうちに「怖い!」と強く感じる場面には共通点がある事に気付きました。

 

それは単純にスピードが速いという理由ではなく、バイクが自分のコントロール下を離れている感覚がある時です。

分かりにくいですが、手綱がゆるんでいるような感じです(笑)

 

そこで今回の記事では、個人的にダウンヒルで怖いと感じる場面を4つ紹介していきます。

ロードバイク初心者の方は、是非こちらの記事もご覧ください。

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ロードバイク

ダウンヒルで怖いと感じる4つの場面

急勾配の下りでのコーナー

下りでは、勾配が急になるほどスピードが乗ります。

しかし、怖いと感じるのは速いスピード自体が直接の原因ではありません。

 

急勾配の下りはゆるい勾配の下りに比べて減速がしにくく、コーナーリングにおけるブレーキングが難しい事が原因です。

 

下りではコーナー突入前にしっかり減速する必要がありますが、急勾配の下りではしっかりブレーキを掛けないとスピードは中々落ちません。

ダウンヒル

 

そのためブレーキを強めに掛ける必要がありますが、ブレーキを強く掛けすぎるとホイールがロックされて落車に繋がります。

また、ホイールがロックされなくても前輪に荷重がかかりやすいので後輪が滑りやすくなり、その上減速してもコーナリング中にスピードはどんどん上がっていきます。

 

以下は僕が実際に体験した、急勾配の下りで肝が冷えた瞬間です。

①コーナーが見えたので、自分が安全だと判断出来るスピードまで落とす
②コーナーに入るもコーナリング中に予想を超えてどんどんスピードが上がっていく
③対向車が見えたので、スピードが乗っていた事もあり反射的に少し強めにブレーキを握ってしまう
④前荷重が強くなりすぎて後輪が滑る
この時は運良く後輪が軽くスリップしただけで済みましたが、落車していれば対向車線に投げ出されて最悪な事態になっていたと思います。
こういう自体に陥ったのは、急勾配の下りでのスピードの乗り方や前荷重が強くなる事を理解できていなかったからだと思います。
しかし急勾配の下りで起こるバイクの挙動を頭で理解をしていても、未だに恐怖心が消える事はありません。

見通しの悪いコーナー

ダウンヒルは基本的に山で行う事になるのですが、その時に多いのがコンクリートの壁や生い茂った木々のせいで先が見にくく出口が目視出来ないコーナーです。

 

走り慣れた道ならコーナーの長さやカーブのキツさが分かっているので、コーナーへの侵入速度を上手く調整する事が出来ます。

しかし初めて走る見通しの悪いコーナーでは得られる情報が少ないので、コーナーへの適切な侵入速度が分かりづらくオーバースピードでコーナーへ突入してしまう事があります。

見通しの悪いコーナー

また走り慣れた道だとしても、歩行者や対向車や景色を観るために路上駐車している車(たまにいます)等その時によって異なる状況への対応が、見通しの良いコーナーに比べると確実に遅れてしまいます。

 

僕は見通しの悪いコーナーでは出来るだけスピードを落としてコーナーに入って、コーナリング中も歩行者や対向車がいるかもしれないと思いながら走っていますが、慣れた道でも恐怖心や緊張感を毎回感じます。

 

ちなみに急勾配の下りで見通しの悪いコーナーは最悪です、めちゃくちゃ怖いです(笑)

路面状況が悪い

これは平坦でもある事なのですが、道のコンクリートが穿たれていたり、グレーチング同士の間にタイヤがハマるであろう隙間が空いているような路面状況が悪い道は非常に怖いです。

 

平坦で路面のギャップを拾った時は『跳ねる』という感じなのですが、ダウンヒルだと速いスピードと前に傾いているバイクのせいで『飛ぶ』という感覚になります。

ハンドルに伝わってくる衝撃も大きく、しっかりとハンドルを握っていないと手が離れかねません。

 

それに加えて山は落ち葉や木の枝が落ちている事があるので、路面状況に対して平坦よりも更に注意を払う必要があります。

 

また雨などで路面が濡れている状況でのダウンヒルは、ブレーキが本当に効きません。

一度霧の影響で濡れている路面でダウンヒルをした事がありますが、晴れた日と比べて明確に分かるほどブレーキの制動力が落ちていてとても怖かったです。

雨 路面

なので僕は、路面が濡れている状況では最初から山に行かないようにしています。

ディスクブレーキは雨でも高い制動力を発揮するそうですが、僕は使用した事がないので分かりません。(リムブレーキを使用しています)

認識していない後続車に抜かれる時

ダウンヒル中は風切り音で周囲の音が聞こえにくく、後続車に気付かない事があります。

そんな認識していない後続車に抜かれる時はとても怖いです。

 

まず認識していなかったので急に出てきた車に驚き、山は道幅が狭い事があるのでラインが限られます。

低速であればなんてこと無い道でも、ダウンヒル中の速度が出た状態で荒れている事が多い山の道の端を車と一瞬でも並走するのは肝が冷えます。

車

とはいえこの状況は、コーナーに入る前に後方を確認する事で未然に防ぐ事が出来ます。

後方に車が見えたらしっかり速度を落として道の端による事で、車のドライバーに対して「抜いて下さい」と意思表示すれば安全です。

後方確認をする時は、バイクの進行方向が斜めにならないように気を付けて下さい。

ダウンヒルは緊張感を忘れずに!

ここまで「ダウンヒルが怖い」と何度も書いてきましたが、何度もダウンヒルをするうちに慣れてだんだん速く下れるようになってきます。

しかしそれは危険を犯して下りを攻めているわけではなく、自分の中で安全だと判断出来る幅が広がっている感覚です。

 

それでもやはりダウンヒル時の恐怖心は消えませんし、消えてはいけないものだと思っています。

一瞬の油断で命を落としかねないので、例え慣れた道でもダウンヒル中は常に緊張感を持っておくべきでしょう。

 

ダウンヒルは平坦に比べて、簡単にバイクのコントロールを失うであろう場面が多々あります。

それに加えてダウンヒル中の落車はスピードが出ている上に崖もあるので大怪我になりやすく、最悪の場合命を落としたり、人の命を奪うかもしれません。

 

ロードバイクを末永く楽しむためにも、ダウンヒルは最大限の注意を払って行いましょう。

 

この記事があなたのロードバイクライフを豊かにする事に、少しでも役立てば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。